(新)風邪だと思ったんですが。悪性リンパ腫闘病記

風邪だと思って病院に行って出された診断結果は『悪性リンパ腫』そこから始まった血液のがん、抗がん剤治療、副作用、不安な日々との闘い。 そんな私とその家族の日々を書き綴ります。

抗がん剤治療 2クール目 その①

『悪性リンパ腫』の抗がん剤治療2クール目がいよいよ始まる。5日間の一時退院によって闘う勇気と力をもらった私。この先、何とか治療を頑張っていける気持ちでいた。それなのに突然言われた。担当医からの意外な言葉とは?!

  

2クール目突然病室で告げられたこと

 ※ブログ内の薬品名、医学用語はあくまでも私が医師から聞いた話や自身で調べた結果による内容です。私は、医学を学んだわけでもありませんので、あくまでも実体験に基づいて書いております。もし、治療中の方や相談などはご自身の医師にお願いします。その点にご留意していただきますようお願い申し上げます。

 

『実は、提案というか報告があります。』担当医は静かに私の目をしっかりと見据え真剣な表情で私に言った。その提案がとって良くないことぐらいすぐに分かった。

 

『〇〇さんの今までの診断と今回の検査結果に基づいて他の医師と協議を重ねった結果、今回から〇〇さんの抗がん剤治療の方法を変更させていただこうかと思います。』

 

(へっ?!変更なにそれ?)

 

『前回のRーCHOP療法でも治療の効果の確認は出来たんですけど〇〇さんの場合、年齢的にも、まだお若いし、進行のスピードも中高度と早めの進行度合いなので、今回からはR-EPOCH療法という治療方法に変更したいと思います。それによって今後は、前回と違って薬の数も、薬の量も増やしていきたいと思います。』と前回同様、キリッとした表情で話された。

 

『はぁー。どういうことですかそれって?』私は突然の治療方法の変更に戸惑いながら訊いた。

 

『前回の治療方法のR-CHOP療法というものは基本的に『悪性リンパ腫』になった患者さんにまず試す治療方法でもあるんです。〇〇さんの場合は、心臓にも疾病が見受けられたので前回は薬の種類も、薬の量も少なめで行ったんですが、その割には十分効果は見受けられました。でも、薬の種類と量を増やすことでもっと効果を期待できると思います。』

 

そこまではっきりと言われたら断る理由もないし、まだこの時は考える余裕もあんまりなく治療方法の知識もなっかったので『分かりました。』と答えた。

 

その後に、新しい薬を使うことによって新たな副作用が生じるかもしれないという事、薬の量が増えるという事もあり今もある副作用の症状がもっと強くなる場合があるという事も知らされた。

 

治療方法を決定する権限も治療方法の知識もない私が断れるはずもない。しっかりと説明は受けたのでこの治療方法にかける思いで承諾するしかなかった。

 

担当医が、病室を出て行った後に妻にこのことの報告のメールをした。

すぐに(どういう事)と返事が来たが妻は仕事に行ってるしメールでは長くなるので今度病院に来た時に話すとだけ返信した。

 

(厄介なことになったぞ。)前回の治療だったら経験してるし、抗がん剤の副作用もまだまだ軽度なものだったので我慢できるレベルであったのだが種類も量も増えるという事は・・・。どうなるんだろう。

 

でも、今は担当医が言った、もっと治療の効果が望めるという言葉を信じるしか無いなと思った。夜のなると治療法変更の不安が募り、スマホでまた検索をしてみた。

 

(R-EPOCH)検索 ポチっっとな。

 

検索結果に次々に表示される。R-EPOCHの文字。どれこれ構わず読んでみる。

 

・・・。はぁーーー。どれこれ読んだ結果。全くいいイメージは湧いてこなかった。

 

悪性リンパ腫に再発の患者によく用いられるとか。抵抗型のB細胞リンパ腫によく用いられるとか。医学、医療の知識は全くないので再発と抵抗型という言葉がネガティブでしょうがなかった。まあ、びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫にはこの治療法が用いられると書いてあったところもあったが。

 

R-EPOCHで用いられる薬品は、

 

             薬品名     

R・・・リツキマシブ(リツキサン)

E・・・エトポシドリン酸塩(エトポシド)

P・・・プレドニゾン(ステロイド)

O・・・ビンクリシチン(オンコビン)

C・・・シクロホスファミド(エンドキサン)

H・・・ドキソルビシン

 

例のごとく、薬品の頭文字をとって、R-EPOCH(アールエポック)と呼ばれるらしい。エポック星人やミスターエポックなら聞いたことあるが初めて聞く言葉で不安しかない。前回のR-CHOP療法と比べるとエトポシドリン酸塩という薬が増えたぐらいで、他に変わったところがないか調べました。

 

前回のR-CHOP療法についてblog書いております。参考までに。↓

orangelamp8.hatenadiary.jp

 

R-EPOCH療法に用いられる薬品とその副作用まとめ

 

()内は商品名。別名です。詳しくは、薬剤師、医師へ確認ください。

 

R・・・リツキシマブ(リツキサン)

・アレルギー症状として悪寒、悪心、頭痛、掻痒、皮疹、咳、虚脱感、血管外漏出 など

 

 

E・・・エトポシドリン酸塩(エドポシド)

骨髄抑制・アレルギー反応・骨髄抑制・間質性肺炎など

 

 

P・・・Prednisone(商品名プレドニゾロン)ステロイド薬

・感染症、骨粗鬆症、糖尿病など

 

 

O・・・Oncovin(商品名オンコビン)Vincristineビンクリシチン(商品名オンコビン)

・骨髄抑制、末端神経障害、脱毛、錯乱、昏睡、イレウス、消化管出血、消化管穿孔、アナフィラキシー、心筋虚血、脳梗塞、難聴、呼吸困難・気管支痙攣、間質性肺炎、肝機能障害・黄疸など 

 

 

C・・・Cyclophosphamidシクロホスファミド(商品名エンドキサン)

・アナフィラキシー様症状、骨髄抑制、出血性膀胱炎、排尿障害、イレウス、胃腸などの炎症、肺炎、心筋障害、心不全、肝機能障害、急性腎不全、黄疸など

シクロホスファミド 

 

 

H・・・Hydroxydaunorubicinドキソルビシン(商品名アドリアシン)

・心筋障害、心不全、骨髄抑制、出血、頻脈。口内炎、嘔吐、悪心、食欲不振、下痢、脱毛、発熱など

 

 

以上のような副作用があります。

 

この日は遅くまで抗がん剤の治療方法や薬品の名前、治療効果、副作用などについて調べました。でも、この抗がん剤治療は調べると調べるほど不安が募り、また、本当に正しい治療方法なのかなどの疑問も出てきました。

 

今現在、薬品の進化はどんどん進み、どの薬をどのくらい使えば治療効果があるかというデータは揃ってるらしい。でも、人によっても効果の表れ方はそれぞれで実際使ってみないと分からないらしい。

 

この時の同室の患者さんも、治療方法や薬品も次々に変えたと言っていたし、効果もほとんど見受けられなかったとも言っていた。

 

実際使ってみないと分からない。

 

結局これが出た答えだった。

 

次の日に首からCVカテーテルを心臓の近くの静脈まで通し、私の2回目の抗がん剤治療が始まることとなる。いきなりの治療方法変更で戸惑うだろう。でも、どうすることもできない。なるようになれだ。最後は開き直りこの日の私は眠りについた。

 

いよいよ始まった2クール目。いったいこの先どうなることやら・・・。

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がっかりした背中です。白髪も増えました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。感謝いたします。