(新)風邪だと思ったんですが。悪性リンパ腫闘病記

風邪だと思って病院に行って出された診断結果は『悪性リンパ腫』そこから始まった血液のがん、抗がん剤治療、副作用、不安な日々との闘い。 そんな私とその家族の日々を書き綴ります。

抗がん剤治療を始める前にやっておいた方がいい事

抗がん剤は劇薬です。その薬の効果で体の中の良性の細胞も悪性の細胞も破壊します。抗がん剤によって生じる様々な副作用と弊害。今回は、抗がん剤の治療が始まる前にやっておくべきことを私の実体験をもとに書いていきたいと思います。

 抗がん剤治療が始まったら出来ない事って何?!

 

※ブログ内の薬品名、医学用語などはあくまでも私が医師から聞いた話や自身で調べた結果による内容です。私は、医学を学んだわけでもありませんので、あくまでも実体験に基づいて書いております。もし、治療中の方や相談などはご自身の担当医師にお願いします。その点にご留意していただきますようお願い申し上げます。

 

今回は前回のblog『現在の私。出来る事。出来ない事。』でも書きましたが抗がん剤治療をすると何で出来なくなる事があるのか、その部分をもう少し掘り下げて書いていきたいと思います。

 

まだ、読んでない方はこちら↓ 

orangelamp8.hatenadiary.jp

 

 なぜ、抗がん剤治療が始まると出来ないことが出て来るのか?

 

その原因は色々あります。私の場合は。体力面、病気のせいで意欲が無くなる、抗がん剤のせいで免疫力が無くなった為。と言ったところがその主な原因です。

 

まずは、体力面で出来なくなる。

 

以前のブログでも書きました通り、人間の体力というものは、わずかの寝たきりの生活でその筋力はどんどん失われていきます。

 

寝たきりになった場合にどれくらいの筋力が失われるかの参照記事↓

orangelamp8.hatenadiary.jp

 

そのせいで、やりたい気持ちはあっても出来なくなることが出てきます。仕事なんかも抗がん剤の治療中は体力面で、かなり厳しいのではないでしょうか。

 

特に体を使った仕事はお勧めしません。筋力の低下もさることながら、体力の回復力、もしケガをした場合のリスクがとても高いからです。

もし、仕事などでケガをした場合、ケガの度合によっては抗がん剤の治療が滞る場合もあります。進行度合いの早い、悪性腫瘍でしたらそのせいで、取り返しのつかないことになるかもしれません。

 

例えば、慣れたデスクワークなど、体力もあまり使わず、慣れもある仕事であれば出来るかもしれません。ストレスもあんまり感じないのであれば、なおさらできる可能性も高まるでしょう。ケガのリスクも体力を使う仕事よりも低いでしょうから。

 ↑もちろんこれも私の経験に基づいて書いております。

 

次に病気のせいで意欲が無くなった場合。

 

これが、正直一番辛いかもしれませんね。私の場合も、告知から2か月くらいは何もできず。自分の人生に悲観しか見いだせなかったですから。新しいことを始めようとか、今まで通りにやっていこうなどとは、中々思えないと思います。

 

では、どうするか。もう、時間が解決してくれる。自分で解決する。それしかないような気がします。無責任な事かもしれませんが、周りが何言おうがその本人に意欲がなければどうしようもないですから。

 

私も考えがまとまるまでは、周りが何言おうと聞けませんでした。考えて考えて、結局考えても答えが出ないから何かしよう。みたいな感じで少しづつ上を向けたようなものですから。

 

最後に、抗がん剤の影響、副作用で出来なくなる。

 

これについては、その悪性腫瘍が抗がん剤の効果で消えてしまって、抗がん剤治療が終われば、また、出来るかもしれません。←私はこれに向けて闘っています。

 

抗がん剤を使うという事は、良性の細胞も、悪性の細胞も破壊してしまうという事です。

 

悪性の細胞だけを破壊してくれれば良いのですがそうではありません。良性の細胞も破壊されるのです。しかも、細胞分裂の活発な細胞を破壊するので、それによって髪の毛が抜けたり、爪に筋が入ってきたり変色したりします。

 

人間の大人の場合の血液成分はほとんど骨髄で作られますが、この血液成分の生成も細胞分裂によって行われるので、これを抗がん剤が攻撃するので、この生成も抑制されます。

これによって、白血球(好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球)、赤血球、ヘモグロビン、血小板が極端に減少する訳です。

 

白血球は人間の免疫成分なのでこれが減少するという事は、体内に病原菌や、ばい菌が入って来た場合に攻撃できないので、やすやすと感染してしまうおそれがあります。

 

その為に抗がん剤治療をしている場合は、人が多く集まり密閉された空間は、病原菌が蔓延していることもあるので、その立ち入りが出来なかったり、畑やガーデニングなどの土いじりも土の中に病原菌が居たりするので出来ません。

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↑家庭菜園が出来んとです(ToT)/   ヒロシ風

 

木材などを扱った木工なども木の中に病原菌が居たり、ケガのリスクもあるために控えた方がいいでしょう。

生モノが食べれなくなるのも、O157やその他の病原菌が原因で胃炎や腸炎になるリスクが高いためです。

 

赤血球が減れば、貧血になり、ふらふらするので歩くのでさえ困難になります。貧血のふらつきと筋力の低下が伴えば転倒の危険性も飛躍的に高くなるのです。

 

血小板が少なくなれば、出血した場合(内出血も含む)、血が止まりにくくなるので、重篤な事態になるかもしれません。

 

他にも、抗がん剤と他の薬の併用によって、人体に悪影響を及ぶ恐れもあるので薬の併用も医師に相談した方が良いでしょう。(目薬や睡眠薬やうがい薬なども相談が必要です。)

 

もし、抗がん剤治療が必要な方で今後、子供が欲しいという方は、抗がん剤治療開始前に精子、卵子の冷凍保存やその他の処置が必要になると思います。この辺も、大変重要な事なので医師への相談が必要だと思います。

 

それ以外にも、持病がある方は、抗がん剤治療が始まる前に医師への相談をお勧めいたします。

 

私の場合は、今、歯が痛く治療を望んでいるのですが、麻酔や出血した場合のリスクがある為に抗がん剤の治療が終わるまでは治療できませんと言われました。これが、結構つらいんです。感染症予防の為に歯を磨くんですが、それが、歯に染みますし、歯磨きも痛いんです。

 

通常、抗がん剤治療前に医師から虫歯の有無や子供を作ることを望んでいるのかなどと、質問があるらしいのですが、私の場合は、診断結果が出るまでに時間がかかり、また、知識も無かったために抗がん剤の治療が始まってしまいました。←すごく後悔してます。

 

後になって、 外来経由であれば、しっかりと事前検査も行われるのでPET検査などで悪性腫瘍の原発の位置(どこで発症したのか)や正確な位置や悪性腫瘍の数の確認がしっかりと出来たとも言われました。←事前検査も不十分でスタートしたのでゴールも分かりずらいと思うんですよね。そんなの言ってくれなきゃ知らないよーーーー(ToT)//////

 

PET検査とは、細胞分裂が活発な細胞を光って見やすくする検査方法。詳しくは↓

PET検査とは?|基礎知識&治療説明|がんと生活習慣病の早期発見サイト「PET検査ネット」

 

ここまで、書いてきた以外にも患者によって色々と抗がん剤による弊害はあると思います。始めてしまったら後には引けなくなりますし、治療が終わらないと出来ないことも多々あるので、しっかりと準備して抗がん剤治療に臨んでいただいた方がいいと思います。

 

その為に、繰り返しになりますが、しっかりと医師と相談しましょう。担当の医師が信頼おけなかったり、他の意見も聞きたいときは、セカンドオピニオンもありだと思います。私も2件目の病院で異常が分かったので。

 

抗がん剤治療が始まる前も、始まってからも知識があればってこと、沢山出てくるかもしれません。その知識によって、不安になったりもありますし、予防線を張ることもできると思います。これからも、私の経験や感じたことに基づいてこのblogでお伝えしていきたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。感謝いたします。