(新)風邪だと思ったんですが。悪性リンパ腫闘病記

風邪だと思って病院に行って出された診断結果は『悪性リンパ腫』そこから始まった血液のがん、抗がん剤治療、副作用、不安な日々との闘い。 そんな私とその家族の日々を書き綴ります。

抗がん剤治療 2クール目 その④

R-EPOCH療法での治療が開始された。私の体の中に抗がん剤が流れ出す。

『悪性リンパ腫』と闘う私。私の悪性な細胞と闘う抗がん剤。抗がん剤の副作用と闘う私。奇妙な食物連鎖の中で私が感じ私が考えたこととは。

 

抗がん剤治療2クール目R-EPOCH療法1回目第1週目

 ※ブログ内の薬品名、医学用語はあくまでも私が医師から聞いた話や自身で調べた結果による内容です。私は、医学を学んだわけでもありませんので、あくまでも実体験に基づいて書いております。もし、治療中の方や相談などはご自身の医師にお願いします。その点にご留意していただきますようお願い申し上げます。

 

今回のブログはシリーズものです。まだ読んでない方はこちらからどうぞ↓

 

orangelamp8.hatenadiary.jp

orangelamp8.hatenadiary.jp

orangelamp8.hatenadiary.jp

 

  

いよいよ私の体にR-EPOCH療法で使われる抗がん剤が投与されました。治療法の途中変更など考えもしなかったけど色々調べていくうちに結構、普通の事だという事を後になって知りました。

R-CHOP療法というものはボクシングで言うところのジャブというパンチで、そのジャブによって相手との距離を測り、もっと強いストレートパンチが届く距離感を測る。

また、ジャブを出し続けることによって相手もパンチを出しづらくなる。

 

R-CHOP療法も私の体の中の悪性細胞の大きさ、数、進行のスピードを測るために用いられ、最も効果的であろうR-EPOCH療法の出番がやってきたというようなことなのかもしれません。

 

私のR-EPOCH療法は下の票のスケジュールで行われます。

f:id:orangelamp8:20170401115344p:plain

 

1日目 11時位にリツキサンが投与が開始されました。夕方17時過ぎに投与は終わりました。投与されている間は特にこれといった副作用は現れませんでした。投与30分前に飲んだ吐き気止めが効いてくれたからなのかもしれません。

 

しかし、投与後1時間位たった夕食後に急に胃のあたりに痛みを感じました。キリキリと痛み、その痛みはお腹全体に広がるように鈍く痛み続けました。結局、晩御飯も食べれず、お見舞いに来てくれた子供とも会う事が出来きなく悲しい思いをしました。

 

胃のあたりの痛み。胸の息苦しさ。喉の渇きと軽い頭痛がこの日はずっと続きました。夜中も医師や看護師にどういう症状ですかと何度も訊かれたが初めての痛みの感覚なのでうまく表現が出来ませんでした。同じような病気で同じような症状が初めて出た人もこのような経験をするのではないでしょうか。

 

初めての痛みの症状、経験はうまく言葉で表現できない。

 

何度も説明するのが面倒になって来て、途中でもういいです。だいぶん痛みはひきました。と言ってしまったぐらいです。胃のあたりの痛みは日が明けても引かず。食事もあまり摂ることが出来ませんでした。

 

投与3日目

 

この日は朝から血液検査の採血があり、その検査結果を担当医が伝えに来てくれました。

腫瘍の崩壊もまずまずで、白血球などにも今のところは異常なし。という事でした。

この報告で何が良いのか何がいけないのか分かりませんでしたが少しだけ安心した気がしました。

他に腎臓には今のところ問題はないが、肝臓にはこの時飲んでいた心臓の薬が合わないのかダメージが出ているとのことでした。これは、薬の変更によって対処するという事でした。

 

症状を緩和するために飲んだ薬が他の内臓にダメージを与える。

 

この時つくづく人間の体はよくできているなと思いました。自動車や電化製品の製造ラインの様に一つのラインの流れが悪くなったら、他のラインにも影響が出たり、流れが悪かったラインが良くなったらそのしわ寄せが他のラインに出たり。

 

心臓が良くなったら、肝臓が悪くなる。

 

悪性腫瘍がもし、良くなったらどこか悪くなるのだろうか。

 

こんなことを考えながら投与の一週間が過ぎていきました。

 

ここまでの副作用は、主に手の指先の痺れ、胃のあたりの痛み、心臓のキューという痛み、胸の息苦しさ、便秘、不眠、食欲不振、ふらつき、頭痛。

 

色素沈着も毛髪の抜け毛もこの時はまだありませんでした。

 

この副作用のほとんどはこの後もお付き合いしていくこととなります。

 

2クール目が終わりを迎えようとするときに私は妻と子供に手紙を書きました。

一時帰宅が出来たとは言えもう2か月家を空けています。感謝と今の自分の気持ちを伝えたかったからです。この時に書いた手紙を一部抜粋して紹介します。

f:id:orangelamp8:20170408152229p:plain

 

子供へあてた手紙

 

〇〇へ

 

パパがお家に居なくてごめんね。寂しい思いをさせてごめんね。でもパパは、一日も早くママと〇〇とまた3人で一緒にお話をしたり、ご飯食べたり、お風呂入ったりするために頑張ってるよ。

ママもパパ居なくて大変なのにお仕事して、〇〇のご飯作って、パパの洗濯物とかもしてくれてる。だから、パパからのお願い。パパもママも頑張ってるから〇〇も頑張って欲しいんだ。

ママ、今家の事一人で大変だから〇〇にママの手伝いを頑張って欲しいんだ。

出来るよね。約束だよ。

家族3人頑張れば、パパの病気も早く良くなるかもしれないから一緒に頑張ろう。

今度、パパがお家に帰れる時には〇〇が好きなアップルパイでも焼こうかな。

 

  ----------------------------

 

妻へあてた手紙

 

ママへ

 

 突然こんなことになって本当に申し訳ないって思ってる。今まで散々、辛い寂しい思いさせたのにね。この先、どうなるか分からない。治療が上手くいけばいいけど、もしもの場合もあると思う。

こんなことは話たくもないし聞きたくもないと思うけど今のうちに言っておきたいことがあるから手紙にしました。

 

もし、俺が死んだら。〇〇の事をお願いします。無責任かもしれないけど〇〇を精一杯の愛情をもって育ててください。あなたは立派な母親です。だから、俺が言うのもなんだけど自信をもって育ててください。

 

最後に

 

僕と知り合ってくれて、ありがとう

僕と友達になってくれて、ありがとう

僕とつきあってくれて、ありがとう

僕と結婚してくれて、ありがとう

〇〇を生んでくれて、ありがとう

僕をパパにしてくれて、ありがとう

僕と別れないでくれて、ありがとう

今まで、ありがとう

これからもずっと一緒に居たいです。

 

     -----------------------

 

今はこの手紙の行方も読んだのかどうかも分かりませんがこの時の気持ちは今も変わってません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。感謝いたします。