(新)風邪だと思ったんですが。悪性リンパ腫闘病記

風邪だと思って病院に行って出された診断結果は『悪性リンパ腫』そこから始まった血液のがん、抗がん剤治療、副作用、不安な日々との闘い。 そんな私とその家族の日々を書き綴ります。

私が入院している病院の看護師へ思う事。

私が子供の頃、看護師は看護婦と呼ばれてました。私もそう呼んでいました。でも今は、その呼び方も変わりました。看護婦から看護師へと。 

※今回のblogではあくまでも私、一患者側から病院内で働く方々に対し思うままに多少過激な表現で書いているかもしれません。医療関係者、その他の専門職の方々を非難、中傷している訳ではございません。ご留意ください。

 

何が変わったのかというと、、、。時代が変わったのかなぁ。

 

私は病院という場所が嫌いです。

 

 blog冒頭からこんな事書いてしまうと医療関係者の方は『ふざけるなよ!』『えらそうに!』っ右上の×クリックしたり、スマホの戻るをタップされるかもしれません。

 

嫌いです。と書いてしまうと否定的な表現なんですが否定ではないんです。こうなって欲しいとか、こうなったらいいのになって思う事が多い世界なんだなって思うんです。

 

『悪性リンパ腫』という病気になってもう半年が経ちました。入院生活はのべ7か月となりました。それでも、病院という場所に慣れません。

 

勿論、嫌な入院生活ですし、痛い思いも嫌な思いも沢山する場所だという事もあります。でもそれ以上に一番不快感を持っているのが不親切だな、無神経だなって思う事が散見しているからなんです。

 

私のtwitterでも以前呟きましたが病院に何かしらの傷病で来ている方々、もしくは何かの傷病で入院している方々、すなわち患者に対して失礼というかその存在に対しそこで働く人々はあまりにもその存在が当たり前になりすぎてないのかなって思う事が多々あります。

 

どういう事かといいますと私が入院している病棟の看護師はほとんど挨拶をしません。

私だけじゃなく年配の患者や見舞客に対しても挨拶がない人が多いことに驚きです。

 

おそらく挨拶をいつもしている看護師や医師は多くて2割。

 

2割ですよ。病院がサービス業かと言われれば疑問符が付く方もいるかと思いますが私の中では何かのものを介して、人と人がそれぞれ利益を得るもの。それがサービス業だと思っています。

 

例えばスーパーマーケットで働く店員さん。

 

スーパーマーケットに商品を買いに来るお客さん。

 

この間にあるのはお金とそこに売ってある商品です。

 

お客が商品を買いそのお金がまわりまわって店員の給料となる。これが私が考えるサービス業です。では、病院はどうでしょう?!

 

私は『悪性リンパ腫』という病気で入院しています。その治療の為に毎月10万円近くのお金をお支払いしております。それが、まわりまわって医師や看護師の給料になる。

この理屈から言えばサービス業だと思います。

 

そうです。需要と供給があり、そこに人が介するのならば、私はそれはサービス業だと思ってます。まあ、そんな単純な話ではないと思いますが。

確かに他の仕事には無い特殊性がある業界だとは思います。他の業界では殆ど人の死や寿命に関係ない仕事ですから。

 

だからこそ、今一度医療関係で働く方々に考えていただきたいんです。

 

患者やその家族は来たくて病院に来ている訳では無いんです。出来れば行きたくないんです。一日も早く退院して家に帰りたいんです。そんな病院で毎日、痛い思いをして悔しい涙を流しているんです。

 

みんながみんな挨拶をしないという事ではないんですよ。する方はしてくれます。

『〇〇さん、お変わりないですか?』とか『〇〇さん、今日は顔色が良いですね』とか。言ってくれる人もいます。

 

ある看護師が私にこう言ったことがあります。

 

『患者さんと仲良くなりすぎると色々辛いことも出て来るので出来るだけ仲良くならないようにしています。』

 

まあ、一理あるなとも思いました。

 

確かに何年も医療関係の仕事をしていると、担当をしていた患者さんが亡くなったり、重篤化したり、心身ともに弱っていくのを目の当たりにすることも少なくないでしょう。

でも、私は自分の身に何が起ころうと私の担当の看護師とは仲良くさせてもらいと思います。もし、私がこの病気を克服することが出来なくて死んでしまったとしても、それが結果的にその担当看護師を悲しませたとしても私は仲良くしたいと思ってます。

 

医療関係者の方々から話を聞いても、普段の仕事ぶりを見ても本当に病院という場所は大変な場所です。なんせ命をやり取りする場所なんですから。

 

私は人と人が関わる仕事をしていました。そこで多くの事を学んできました。その中で一番大事なのは信頼関係だと思っています。挨拶もしない、いつも私は忙しい、私は頑張っている、話しかけないでって態度の看護師よりも、いつも、どんな時も色んな患者さんを気にかけ、声をかけてくれる看護師の方がいいに決まっています。

 

近年よく言われている事があります。『師』が付く職業の方々のその仕事に対する志がひと昔よりも低下しているのではないのか。ってことです。

『師』が付く仕事。

 

医師、看護師、教師....などです。

 

全ての人がそうだとは思いませんが少なからず、昔に比べれば『師』の付く職業の方々から『熱』を感じることは無くなったような気がします。人が一生懸命な時、必死な時、想いを伝える時、私が感じるのはその人から伝わってくる『熱』です。

 

英語で言えば 『attitude』ってところでしょうか。

 

芸術家やバレエでも用いられる言葉。簡単に言えば態度。とか姿勢。でも、私的にはその人から出て来るものだと思っています。それが『熱』=『attitude』だと思います。

 

子供の学校に行ったり、学校の行事や謝恩会などで教師と話す機会があるんですが、明らかに『熱』を感じる方が少ないと感じます。なんか残念な感じになりますね。

話してても『熱』を感じないので話そうという気にもなれませんし、その教師の事も興味が無くなってしまいます。電球が切れた街灯に虫は寄ってこないですよね。

 

それと一緒です。教師という仕事も大変な仕事だと思います。

 

人を教育する。導く仕事なんですから。

 

勿論、今と昔は違います。私が子供の頃は、体罰という言葉もあまり聞きませんでした。だから、悪いことをしたら当然、教師からゲンコツされたり、ビンタされたりしました。私はいたずらっ子でしたし、好きな女の子には積極的に意地悪をしてしまうような生徒でした。

 

当然、それらの常連です。授業毎に教科書などの忘れ物をして殴られるなんてしょっちゅうでした。でも、今思ってもその時の教師が間違ったことをしていたとは思いません。私が他の子が嫌がることをした。私が将来大事な場面で忘れ物をして大失敗しないように戒めてくれた。そう思っています。

 

そう感じる方って多いと思うんですよ。でも、昔と今の保護者の価値観やものの考え方は違います。今は残念ながら、そんな時代なんです。

 

でも、もっと誇りを持ってほしいと思うんですよ。『師』が付く仕事って言うのは何かの特別な資格を持っているものだけが付けるのを許される職業なんですから、今の時代はその線引きもあいまいになっておりますが、、、。

 

病院の話に戻りますがでは、よく話しかけてくれる看護師が何で声をかけれるか?

これを逆説的に言いますと、、、。

 

普段から患者としっかりこみゅぬケーションをとって会話しているからなんですよね。

 

いやいや、当たり前だろって思われると思います。

 

でも、普段会話しているから言えることがいっぱいあるんですよ。さっき書いた

『〇〇さん、お変わりないですか?!』とか『〇〇さん、今日は顔色良いですね。』って言葉いつも会話していない看護師が言えると思いますか?!

 

もし、そんな看護師が同じことを言ってきたら『はっ!?』ってなります。いつも会話してないのだから私の体調なんて分からないと思いますし、検温や脈拍や血圧やカルテなどで病状や症状は分かってても体調までは分からないと思うんですよ。

 

熱が38度あっても体調が良いと感じることもあれば平熱でもだるい時なんてしょっちゅうあります。そんな体調悪い時に『顔色いいですね』って言われても『はぁ?!』ってなるでしょう。こういう風に書いているとそんな看護師居ないよって思う方もいらっしゃるかもしれませんが居ます。沢山。看護師だけじゃなくて医師も。沢山。

 

あくまでも全員じゃないですよ。きちんと挨拶も出来る、患者の事を気にかけている医師、看護師も沢山いると思います。おそらく、、、。

 

皮肉じゃないです。少なくとも私が入院している病棟は少数派です。キチンと出来ている方々。

 

あと、日々の患者と医師や看護師の会話の中でいい加減な事を言う方が多いのも現実です。私たち患者にとっては医師の発言、看護師の発言はある意味、決定事項なんです。

その発言の中にいい加減な言葉や自分たちだけ分かっている言葉を使われても患者側としたら不安や不信感しか芽生えません。

 

例えば朝の検温や体重測定の時のこんなやり取り。

 

『〇〇さん、朝の検温何度でした?』と看護師が訊きます。

 

患者は『測ったけど覚えてない。』と言います。

 

『いやいや、大体でいいんで。』と看護師。

 

 

、、、、💦

 

いやいや、大体って、、、。

 

冗談みたいでしょ。でも、こういうことがあるんです。

 

あと、専門用語。

 

私たち患者は検査の時や抗がん剤投与の時や手術前に血管の中に点滴をすることがあります。その時の会話。

 

『〇〇さん。では、今からルート取っていきますねぇ。腕の力抜いてください。』と看護師。

 

患者(ルートって何?!)←腕に緊張で力が入る。

 

『いやいや、腕の力抜かないとルート取れないので、、、』と看護師。

 

患者(いやいや、だからルートって何よ!!!)←益々緊張と不安で力が入る。

 

『ルート取れないんで一回抜きますね。』と看護師。『いやね。〇〇さん、力抜いてもらわないと、、、。』と不満げな看護師。

 

患者(だからルートって何よ!!!!!)←訊くにも訊けない。

 

医療関係者ならルートって分かると思いますが一般人には分からないと思います。私もそうでした。この入院生活が始まるまでは聞いたこともありませんでした。

 

ルート、、、。点滴の針を刺して点滴用のルートを確保するって言う意味らしいんです。

 

こんなの分からないです。でも、みんな言っています。これはほんの一例。

 

心電図の時も心電図付けますねっていわれたり、モニター付けますねって言われたり、

心電図って付けれねーからねって思います。心臓から来た信号を視覚化できる様にしたものが心電図。それを体に付けるってどういう事?!って思います。

あと、モニター付けますって言われて急に冷たいものや吸盤を体に付けられるとびっくりします。

 

何度も言いますが患者は不安なんです。

 

その心電図を測る機械がどういうものなのかも何のために心電図を測る必要があるかも知らされない事が多いです。そこにいきなり、冷たい吸盤付けられたり、テープで貼られたり、不安は高まるばかりです。

 

ここまで書くとあなたは私たち看護師が嫌いでしょって思う方居るかもしれません。

 

私のtwitterのフォロアーさんにも看護師の方が沢山います。以前から、医療関係の記事書いたり、つぶやいたりすると意見や感想のDM、メール、コメントいただいております。

 

はっきり言いますが、看護師が嫌いなわけではありません。むしろ好きというかその職業に大変魅力を感じています。私には出来ない仕事です。血を見るのが嫌、人の肌に針などさせないなどと物理的な理由もありますが、一番の出来ない理由は、そんな大変な仕事出来ません。

 

これが一番な理由です。

 

人の命や寿命に関係する仕事。

 

考えただけでも、しんどいです。私には出来ない。

 

だから、看護師という仕事についている方々。素直に尊敬します。大尊敬です。

精神的にも肉体的にも辛い職業。

 

入院患者の私から見ても分かります。実際、見えていない部分が多いので実際はもっと大変だと思います。

 

今はコンプライアンスとかあって昔とは違うと言われればそうかもしれません。

だからこそ、頑張っていただきたい。長い時間勉強して、国家資格を得て看護師になって数か月、数年で辞めていく方が多いと聞きます。

 

その通りだと思います。私が入院している病院でもこの3月で3人の若い看護師が辞められました。若い方が職場を離れる。とても寂しく、残念な気持ちになりました。

 

でも、一患者の私ではどうすることも出来ない事。

 

病院に行くのが嫌いな方々。毎日、家に帰りたい帰りたいと、うわ言を言っている患者をたくさん知っています。家族にさえ見放され、お見舞いにも誰も来ない患者も沢山います。私も入院するまではそんなこと考えもしなかったし、考えることもありませんでした。

 

でも、私を含め、そういう患者の心の支えになってくれているのは家族以上に看護師だと思います。こういうこと書いたら家族に申し訳ないですし、怒られるかもしれませんが実際、一番頼りにしていてお世話になっているのは看護師なんです。

 

応援したい。勝手ですが応援させてください。

 

今回のblogは誰の為じゃなく、今頑張っている看護師、もしくは看護師だった方、これから看護師目指している方々に一番見て欲しいんです。一患者の愚痴、偏見だと思ってもらっても良いんです。

 

患者を知るという事はその患者の病状、思考、家族構成、好きな食べ物、嫌いな食べ物を知るという事です。その情報が看護師の仕事に私は役に立つんじゃないのかなって思います。素人の浅知恵かもしれませんが、、、。

 

私は挨拶できない看護師に自分が好きな食べ物の話などしません。でも、私から挨拶はします。その挨拶しない看護師の好きな食べ物は知りたいと思ってます。

 

私は人間に生まれました。だから、人間を知りたいんです。

 

看護師も患者も同じ人間です。だからこそ、そこに居るのは当たり前じゃなくて特別だと思っています。だから、挨拶してその特別な人たちと出来るだけ笑顔で話したいんです。仕事の邪魔にならない程度に、、、。

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最後に、、、

 

看護師という職業に携わっているすべての人に感謝とねぎらいの言葉を記します。

 

いつもありがとうございます。

 

いつもおつかれさまです。

 

 とある患者のorangelampより.

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。感謝いたします。