(新)風邪だと思ったんですが。悪性リンパ腫闘病記

風邪だと思って病院に行って出された診断結果は『悪性リンパ腫』そこから始まった血液のがん、抗がん剤治療、副作用、不安な日々との闘い。 そんな私とその家族の日々を書き綴ります。

抗がん剤治療第3クール その⑤

『悪性リンパ腫』の抗がん剤治療が進む中で色々な出会い、気持ちの変化、病状の変化を繰り返しながら過ごす日々。副作用が酷い日には、これは抗がん剤が効いてる証拠だと自分を励ます。そんな日々・・・。

 

今回のブログはシリーズものです。まだの方はこちらからどうぞ↓

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 ※ブログ内の薬品名、医学用語はあくまでも私が医師から聞いた話や自身で調べた結果による内容です。私は、医学を学んだわけでもありませんので、あくまでも実体験に基づいて書いております。もし、治療中の方や相談などはご自身の医師にお願いします。その点にご留意していただきますようお願い申し上げます。

抗がん剤の副作用に怯え苦しみながらも少しずつ少しずつ。

 

 

今回のクールから抗がん剤の量が増えて私の体の中に毎日3000ml位の水分が首のCVカテーテルから入ってくる。

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抗がん剤とそれを体の中に流す生理食塩水の様なもの。

 

それと内服薬。胃薬。頭痛の鎮痛剤。吐き気止め。血液をサラサラにする薬。

中性脂肪の増加を抑える薬。胃や腸内のカビの抑える薬。などなど....。

 

その数、11錠。これが毎朝。

『ラムネだったら良いのにぃ~♬』って歌いたいぐらいです。←分かる人いますかねえ(汗)

 

今や私の体は理性や人格よりもこの大量の薬達によって支配されているような気がします。

 

私がまだ健康な頃。

 

頭痛薬や胃薬を飲むのがカッコイイという風なファッション感覚で飲んでるような人たちが私の周りには居ました。そう言いう風に私には見えていただけかもしれませんけど。

『いやぁ~昨日、飲みすぎちゃってさ~さっき胃薬飲んじゃったよ~』っていう人。

『最近、悩み事が多くて~さっき、頭痛薬飲んだわ~きゃきゃっきゃ。』っていう人。どっちの人も楽しそうにその話がこの日の最高のトピックスのように話してました。

 

私はこの話をされるとき毎回この人たちが飲んでるのは胃薬や頭痛薬じゃなくて、それを飲んだよって話して、自分は頑張ってる。自分は苦労しているよ。って、自己承認の為の一種の精神安定剤なんだろうなって思ってました。

何故かというと過去に病院で処方された睡眠導入剤を誤って過剰摂取した経験から薬の怖さを知ってしまって薬に対しては嫌悪感を抱いてしまったからです。

↑あくまでも私が勝手に思ってるだけで苦しんでいる方を非難中傷するわけじゃありません。 

 

それ以外にも私の感覚では薬は高価なもの。

っていう認識がありました。それたちがそういう風に思わせていたのかもしれません。

 

薬は今みたいに簡単に買えなかったし、家の常備薬っていう置き薬の箱の薬を勝手に飲んだら、母には高いのにって怒られました。(置き薬は使った分を後から請求されるシステム)こんな事があってから、薬を飲むのが負けみたいな、飲んじゃダメって感覚で育ったような気がします。

 

今は、いつでもドラッグストアやコンビニで買える。その種類も豊富。

 

でも、今はドップリその薬によって命をつないでもらってる。因果なものだと思います。

 

その薬が首からのCVカテーテルから心臓近くの静脈まで薬を流し、私の血液の流れにのって、全身へ。心臓のポンプの力を借りてドックンドックンと。

 

私のからだ中にあるであろう『悪性リンパ腫』や『悪性細胞』を抗がん剤で破壊する。

悪性だけではなく、良性も。

 

その壊れた細胞や薬品は何処に行くのか・・・。

 

巡り巡って私の肝臓や腎臓、膀胱です。

 

残念ながら、この第3クール目で私の腎臓や肝臓はその薬や壊れた細胞によって傷を負ってしまい炎症を起こしてしまいました。そのお陰で治療も滞ってしまい肝臓や腎臓を回復、保護する為の薬を飲まないといけなかったりと面倒なことが増えてしまいました。

 

悪性の細胞を壊すために『抗がん剤治療』をしているのに、そのせいで良性の細胞も壊れてしまい感染症のリスクも高くなり、抗がん剤や壊れた細胞で肝臓や腎臓、膀胱を痛めてしまう。

 

本当に『がん』はやっかいな病気です。

 

こっちを立てればこっちが立たず、あっちを立てればこっちが立たず。

 

まさにこれです。こういう所が患者やその家族を不安にしたり、その治療法に不信感がる原因の一つになっているのかなって思います。そうならないように予防策や薬品などで対処はされているのですが万全ではないのが現状の様です。

 

これらを体の中に残さないようにする為のひとつの対処方法が『おしっこ』する。です。

 

壊れた細胞や薬品を体に残さずに『おしっこ』として体外に排出させる。これが最大の防衛策なのです。その為に、抗がん剤と一緒に大量の水分も点滴されます。薬が増えれば、水分も増えます。水分が増えれば当然おしっこが増えます。

 

おしっこが増えれば、、、。

 

睡眠が減ります。

 

この時の私の状態は、首にはCVカテーテル。そこには2、3本の抗がん剤や水分が繋げられ、心電図の電極のコードも3本体に繋がれています。

 

それらをトイレに行くたびにゾロゾロとなびかせていくわけです。昼夜関係なくゾロゾロと。

そしてこれが↑ピーピーと鳴ったりします。これは点滴を時間あたり何mgと流してくれる機械なんですがこれが、『規定量流したよ~』とか『チューブに空気が入ったよ~』とか『バッテリー切れたんだけど~』とか『なんとなく鳴ってみたよ~』って鳴るんです。

昼夜関係なく。他の患者が寝てる時も。今日もどこかでデビルマンじゃないですが、今もどこかで点滴機が鳴っています。

 

もう嫌になります。これが私の場合は1週間続きます。24時間休みなしです。でも、どんなに辛くてもおしっこを我慢することはいけません。壊された細胞が体の中に残ってしまうと『腫瘍崩壊症候群』や『膀胱炎』になってしまいます。

 

その為に毎日、朝、昼、晩3回の体重測定があります。この測定時に私の場合は、1.4kgオーバーで即利尿剤というおしっこがとめどなく出てしまう薬を投与されます。

この1.4kgが本当きついんです。他の抗がん剤の影響で便秘にもなっていまますから、その苦しさも倍増です。必死に昼夜トイレに行ってるにも拘らず私は毎日2,3回の利尿剤を投与されさらにトイレに籠り、心の悲鳴を上げています。

 

苦しい苦しいおしっことの闘いです。生きるための。

 

それが終われば副作用との闘いです。この闘病生活が始まるまでは、寝てればいいや~位にしか思っていませんでした。でも、この状態じゃ寝れません。これ以外にも検温の時間や内服の時間、食事、お風呂と看護師に起こされます。

 

患者も楽ではないです。

 

でもね。この時にひとつだけ良いこともありましたよ。

この日は『バレンタインデー』でした。もうすぐ面会時間も終わりって時に妻と子供が初めて作ったというチョコレートを届けてくれました。

IMG_-lf84fe.jpg を表示しています

ママと一緒に作ったんだよ~と言いながら、

『〇〇君が気に入るかどうか分かんないけど』と同じクラスの男の子の事を言っていたのが気になりますが、、、。ついで、でもこの際嬉しいものです。

 

ここはポジティブに照れ隠しって事で有難くいただきました。

何とかこれからも闘って行けそうです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。感謝いたします。