(新)風邪だと思ったんですが。悪性リンパ腫闘病記

風邪だと思って病院に行って出された診断結果は『悪性リンパ腫』そこから始まった血液のがん、抗がん剤治療、副作用、不安な日々との闘い。 そんな私とその家族の日々を書き綴ります。

抗がん剤治療第三クール終了。『退院。そして我が家へ。』

造影剤CTのアレルギー反応に始まり、CVカテーテルの激痛。抗がん剤の副作用。オシッコとの闘い。骨痛との闘い。味覚異常のストレス。

をへた。これらをへた。経て来た。もう、へたへた(汗) 

 

今回のブログはシリーズものです。まだの方はこちらからどうぞ↓

 

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 ※ブログ内の薬品名、医学用語はあくまでも私が医師から聞いた話や自身で調べた結果による内容です。私は、医学を学んだわけでもありませんので、あくまでも実体験に基づいて書いております。もし、治療中の方や相談などはご自身の医師にお願いします。その点にご留意していただきますようお願い申し上げます。

 

そして、緊張の採血の朝を迎える。

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この朝の空

 

水曜日の朝、私は落ち着かない様子で採血されるのを待った。

この採血で白血球の中の好中球が600/µL 越えていれば退院の目安となる。

看護師が私の左腕に針を刺し血を抜いていく。この血は私にとって希望の光となるかそれとも悲しみの引き金となるのか。毎回、この血液検査の度に思ってしまう。

 

午前10時30分頃

 

担当医が私の血液検査の結果を携えて病室を訪れる。緊張の審判が下されることになる。

 

白血球が6200/μⅬ(マイクロリットル)好中球が74%

crp(炎症の値)が140/dⅬ 基準値0.14dL

γーGT(肝機能の値)146/L   基準値13~64/L

 

crpもγーGTも基準値を大きく越えていた。でも、入院当初に比べれば、大幅に下がって入る。でも、私の体は健康な体ではない。健康な時は血液検査で異常な数値が示されることなんて一度もなかったのに。

注目の好中球は白血球6200に対しての74%という事で4588という事で退院が出来る基準の600を越えているためにこの時退院が決まった。

 

医師が部屋を出ていくと私は大きなため息をついた。週三回のこの採血の結果で血液内科病棟内の患者の処遇が決まる。退院出来るもの、出来ないもの。治療方針が変更になるもの。治療を断念せざるを得ないもの。全てがこの血液検査の結果次第なのだ。

 

血液の病気というものがつくづく嫌になる。

 

この4か月間で私の体は健康な体ではなくなった。体重も筋力も減り、体には検査や治療の為に傷が増えて、髪の毛もなくなり、爪は固くなり、肌の色も浅黒くなった。

 

全てが『悪性リンパ腫』のせいだ。

 

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首には3か所のCVカテーテルの傷跡。

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首のつけ根の左右、左の脇下には生体検査の為のリンパ節切除の傷跡。

胸の中心には心膜液除去のカテーテルの傷跡。

 

そして、やせ細った腕や足。無くなってしまった筋力。この時もまだまだ歩行にはふらつきが伴い階段の昇り降りが出来るような状態ではなかった。あんなにキツイ思いをしてつけた体力も筋肉もなくなってしまった。この先、私の体はどうなっていってしまうのだろう。

 

 

医師が病室を出て行って退院の手続きに入る。たった、5日程度の退院なのに毎回、入院、退院の手続きをしなければならない。

 

私が毎回行う退院の手続きは、病室の片づけ、荷物の運びだし、入院費の清算、退院中の内服薬の受け取りなどである。

 

それと首についてるCVカテーテルの除去だ。

以前、『某24時間テレビのスペシャルドラマ 今日の日はさようなら』の中で主演の大野智さんがこのカテーテルを抜くシーンがある。見た方はご存知かもしれないが実際はあんなに長くはない。まあ、セリフの尺の問題もあるから、ああなるのだろうけど。

ここでドラマの内容にはあえて触れません。

 

入院手続きが済み病室で待っていると妻が迎えに来てくれた。

会ったのはほんの2,3日前なのにずっと会えなかったような気がする。

 

この頃からか私の病室に父や姉が来ることは無くなっていた。当初は来ていたが私が断っていたこともあり、ここ何か月はほとんど来なかった。

気持ちも分かる。父は胃が痛くなると言い。姉は夜眠れなくなるそうな。

申し訳なさでいっぱいになる。少しでも早く回復して孝行せねばと、この話を聞くたびに思い願う。

 

家に戻ると庭の梅の花が私を迎えてくれた。

春は私の知らないところでもうそこまで来ていました。

この日は何もできずみんなで食事をしてのんびりと過ごしました。久しぶりの我が家、久しぶりの家族との晩ごはん。やっぱり美味しい。やっぱり楽しい。

 

この頃のTwtterでつぶやいていた退院した時の目標のひとつ猫を愛でるも達成できました。

 

雄猫とも。

 

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 雌猫とも。

 

ただいま~。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。感謝いたします。