(新)風邪だと思ったんですが。悪性リンパ腫闘病記

風邪だと思って病院に行って出された診断結果は『悪性リンパ腫』そこから始まった血液のがん、抗がん剤治療、副作用、不安な日々との闘い。 そんな私とその家族の日々を書き綴ります。

父の日。

本日、6月18日は父の日です。当然、私はこの日も病院に居るわけですが。

 

入院中の父達の思い

 

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今日は父の日ですね。入院患者の私としては今日が何の日だとしてもどれもが辛く寂しい1日でしかありません。

 

祝い事の日。

 

自分の誕生日や家族の誕生日。愛する人の誕生日。誰かに祝ってもらったり誰かを祝うことでその喜びも更なるものへとなるのだと思います。

 

でも、『悪性リンパ腫』という病気と抗がん剤と副作用と入院生活の孤独と闘っている今はそれさえも許してくれません。

 

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例え、この病院で家族が祝ってくれたとしても、その宴が終わってみんなをエレベーター前で手を振って見送った跡には途方もない孤独が待っているのです。

 

普段の御見舞いに来てくれた時でさえこう思うのですから、お祝い事の時は尚更です。

 

皆さんにとっての父、夫はどういう存在でしょうか?

 

格好いい。

 

強い。

 

頼りになる。

 

どうでしょうか?

 

ここに並べたのは私の父、夫の理想です。

 

格好良くて強くて頼もしい父、夫に私もなりたいです。

 

もちろん、この病気を克服した暁には残されたチャンスを活かしてその理想の父、夫像へ近付きたいと最大の努力をしたいと思っています。

 

私が今入院しているこの病棟にも私と同じような父、夫として日々辛い闘いを頑張っている方々がいらっしゃいます。

 

若い方からご高齢の方まで。

 

年齢も様々です。40代の私が中間になるのかなっていう感じです。

 

話をすると色んな職業に携わっていらっしゃって本当に興味深い方々ばかりです。

 

話の中で奥さん、子供さん、お孫さんの話になると必ず皆さん、顔がほころびます。その顔を見るたびに早く家族の元に帰りたいだろうなぁと思います。

 

その患者さんがどういう生き方をしてきたか、何を背負っているのかを私は知りませんが、この病棟の中で本当に辛く苦しい日々を過ごされている事は知っています。

 

お父さん。旦那さんは本当に頑張っているのです。もちろん、皆さん頑張っています。

 

入院患者、病人の気持ちは、おそらくその本人しか分かりません。考えとして理解は出来るかもしれませんけど気持ちは分からないと思います。

 

辛い時にも辛いと言えず、キツイ時にもキツイと言えません。

 

きっと、皆さん、大丈夫、大丈夫って言ってると思います。私もそうですから。

 

でも、本当は辛くてキツくて寂しいんです。

 

もちろん、闘病中は家族や友人も励ましてくれたり、元気つけてくれたり、色々なお世話をしてくれます。本当にありがたいです。

 

一緒に闘ってくれています。

 

感謝しかないです。

 

皆さんもそうでししょう。

 

ここにいる多くのお父さん、旦那さんは外の世界、つまり、みんなの元に戻って前以上に頑張ってその役目を果たそうと思っていると思います。

 

でも、張り切りすぎないように見守ってください。張り切りすぎて悪化して、戻ってくる方が本当に多いんです。

 

お父さん、旦那さんが健康な時もそうじゃない時も、その周りの人たちは、あの時ああしてあげれば良かったと思うことがない様にしてあげて下さい。

 

自然界でも雄は雌よりも弱い生き物です。遺伝子レベルでも女よりも男はもろく出来ています。

 

簡単に崩れさるほど繊細で弱い生き物なんです。それを隠す為に虚勢をはったりする生き物なんです。

 

今日は父の日です。

 

日頃の感謝も勿論なんですけど、そんな男の性というか、か弱さ、繊細さに少しでも気付いていただけたらなと思います。

 

世界中のお父さん、旦那さん、男の子にいつもありがとうございます。

 

お疲れ様です。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。感謝いたします。