(新)風邪だと思ったんですが。悪性リンパ腫闘病記

風邪だと思って病院に行って出された診断結果は『悪性リンパ腫』そこから始まった血液のがん、抗がん剤治療、副作用、不安な日々との闘い。 そんな私とその家族の日々を書き綴ります。

抗がん剤治療5クール目 その2

『悪性リンパ腫』の治療の為の入院も5クルー目に入った。一応、このまま順調にいけば治療は今回を含めて残り3回となった。CVカテーテル入れるのさえなければなぁ。

 

入院3日目を迎え、いよいよ抗がん剤投与が始まる。

※今回のブログには私が飲んでる薬品やその効果を書いておりますが、あくまでも私が医師や薬剤師に確認して記載しているものです。私は専門家ではありませんので間違っている可能性もございます。その点をご留意していただき、詳しい事やその効果は医師や薬剤師などの専門家にお尋ね、確認してください。

 

朝食を終えて、その後のバイタル検査が終わってしばらくすると看護師がやってきた。

 

その手には吐き気止めの薬があった。その薬の名前は『イメンド』吐き気止めの薬だ。この吐き気止めの薬を服用して30分後にいよいよ5回目の抗がん剤の投与が始まる。

 

吐き気止めの『イメンド』を飲んだからと言って吐き気が来ない訳では無い。気休め程度にしかならない場合もあるし、その効き目が全くない場合もある。

その日の体調、もしかしたら運次第なのかもしれないが今回はどうだろう?

 

全く楽しみではないけど。

 

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↑これはお茶です。

 

その30分後、看護師がやって来る。その銀色のカートの上には駅弁を買う時のお茶位の大きさの抗がん剤がのっている。『リツキサン』(リツキシマブとも言う)だ。

 

私の悪性リンパ腫はB細胞という細胞が悪性細胞化しているのでこの『リツキサン』が特効薬となっている。1997年にアメリカで認可されて、その後2001年に日本で認可された抗がん剤。

 

おそらく近年で一番売れている抗がん剤だ。

 

抗がん剤は、はっきり言って『毒』だ。

 

表現として良いのか分からないけれど。この毒で体中の活発な細胞を破壊する。がんという悪性細胞は活発に細胞分裂を繰り返す。

だから、活発な細胞分裂を繰り返して出来上がる髪の毛や爪や皮膚に副作用が出る。

 

このリツキサンの他に6種類の毒を用いて、私の体の中にある活発な細胞を壊していく。毒それぞれに当然、副作用があってその症状によっては命に関わる副作用もある。

 

表面に見える副作用。見えない副作用。

 

骨髄や腎臓、肝臓、肺や心臓にも負担がかかる。

 

この為に抗がん剤の投与の回数が増えれば増えるほど私が飲まないといけない薬の数も増えていく。

 

それを含めてのR-EPOCHという治療法だと思う。

 

この日からウルソという肝臓を守る為の薬の服用が始まった。これ以外にも、

 

・エリキュース・・・血液をサラサラにする薬

・ダイフェン ・・・膀胱・尿道・腸などの細菌を死滅させる薬

・ランソラプラゾール・・・胃酸を抑える薬

・ウルソデオキシコール・・・胆汁の流れを良くして肝機能を改善したり、小腸の働きをよくする薬

・ドライコア ・・・血中コレステロール抑える薬

・フェブリク・・・尿酸を抑える薬

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私が毎朝、欠かさずに飲まないといけない薬。これ以外にも場合によっては鎮痛剤、胃薬、目薬、軟膏、うがい薬、下剤、睡眠導入剤も飲む場合もある。

 

はっきり言って苦痛だ。

 

ラムネだったら良いのにと何回思った事か。

 

病気を治すための薬。病気の副作用を抑える薬。薬の副作用を抑える薬。生活環境を改善する薬。

 

この病気になるまでは私は薬とは無縁だった。それどころか嫌悪の対象でしかなかった。

 

それも昔の話。

 

今は、薬漬けの日々。

 

嫌でも飲まないといけない薬。

 

苦痛の日々。

 

それが『がん』という病気になってしまった私の闘いの一部。

 

ほんの一部。

 

今日もこの毒によって私の体は守られ、生きながらえる。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。感謝いたします。