(新)風邪だと思ったんですが。悪性リンパ腫闘病記

風邪だと思って病院に行って出された診断結果は『悪性リンパ腫』そこから始まった血液のがん、抗がん剤治療、副作用、不安な日々との闘い。 そんな私とその家族の日々を書き綴ります。

抗がん剤治療6クール目開始。のはずがトラブル発生。

『悪性リンパ腫』の抗がん剤治療5クール目が終わり自宅で過ごしていた時、私の身にこの治療が始まって初めてのトラブルが起きました。今回はそれを書いていきたいと思います。

 

退院3,4日目から痛みが発生。

 

退院して自宅で本能が赴くままに過ごしていた時、私の体にひとつの違和感と言うか痛みが発生した。背中の痛みである。

 

正確に言うと背中に出来た『粉瘤』(アテロームとも言う)と言うこぶのようなものの表面の皮膚の炎症の痛み。粉瘤とは脂や皮脂のかす等が皮膚の中に袋状となって溜まってしまうものである。私の場合は、20歳過ぎたくらいから背中に出来ていて、一度、皮膚科に診てもらったら悪性でも何でもないので今すぐとる必要はないという事で、そのまま20年位放置していたものだった。

f:id:orangelamp8:20170711083313p:plain

f:id:orangelamp8:20170711083537p:plain

 

 

でも、ここ2,3日その長年の付き合いの粉瘤の表面の皮膚が赤く腫れだした。

f:id:orangelamp8:20170711090156j:plain

背中に出来ているので、寝ているのも痛くて背中をつけて寝れないほどになっていた。

 

(病院に連絡したら即入院になるかも。それは嫌だ。)

 

そう思った私は、病院にまだまだ戻りたくない一心で病院への連絡は怠った。

 

でも、あまりの痛みの為に翌日連絡することになるのだけど・・・。

 

連絡した結果は、あと3日後に抗がん剤治療の為に入院なので、それまでは処方されている抗生物質を服用して過ごすという指示だった。私は素直にそれに従い3日後、入院をした。

 

入院初日に、いつも通り心エコー、心電図、レントゲン、造影剤を使ってのCT撮影、血液検査を行った。どれも、問題はなかった。

 

問題は背中の粉瘤だった。

 

炎症を起こして、表面の皮膚が破裂して中から膿が出て来ていて悪臭を放っていた。

さすがにこういう状態になると私もびびった。

 

閲覧注意↓粉瘤から膿が出ている画像です。

https://goo.gl/DaScUS

 

これが原因で感染症になるのではないかと、びびってしまった。

 

皮膚科の医師の診察では完治までは3週間から1か月を要し、その間は抗がん剤の治療は望ましくないという事。

 

1か月もの間、抗がん剤治療が出来ないという事は、その間にがんが進行してしまうって事なの?!その間は私は何処に居ればいいの?!

 

そういった疑問がよぎったが、それは私の担当医も同じだった。入院してて、もらった方が良いという医師に対し、入院していても抗がん剤の治療は出来ないのでは時間とお金の無駄なのではないのかと言う私。そしてその間に立つ担当の看護師。

 

結果、担当医が私の意見をくんでくれて一旦退院となった。

f:id:orangelamp8:20170711090852p:plain

炎症を起こしている患部を毎日、入浴時に石鹸で洗い清潔に保ち、処方されたユーパスタと言う軟膏を患部に塗って肉毛を再生させて、開いた患部を閉じるのを待つという事になった。

 

1泊2日で家に戻ることになった私は、持ってきていた大量の荷物と共に自宅へ帰る羽目に。背中に爆弾を抱えたまま。

 

とりあえず1週間後の皮膚科の診察までは様子を見る事ととなった。これまで、抗がん剤治療が始まって大きなトラブルもなく順調に進んでいたにもかかわらず、ここにきての皮膚の炎症。これが、抵抗力が落ちているという事なのか。

 

抗がん剤治療を一旦始めてしまえば、出血を伴う事には注意しなければいけない。なぜならその傷口から雑菌は侵入してしまうと感染症に感染してしまう確率がぐっと高くなるからだ。

 

抗がん剤治療者は抗がん剤によって体の免疫力は健康な人よりも極端に落ちてしまう。

 

たとえこの治療が終わったとしても、元の健康な体の抵抗力は戻らないと言われている。だから、感染症には特に注意しなければいけない。

 

以前のこのブログでも書いたが、抗がん剤治療を開始前に必ず虫歯の治療やその他の出血を伴う治療が必要な場合は早めに処置をしていた方が無難だと思った。

 

まさか、自分が抗がん剤治療をすることになるとは夢にも思わなかったのだけれど・・・。

 

もう、あの時には戻れないんだな・・・。

 

この日も夜、布団の中でふと思った。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。感謝いたします。