(新)風邪だと思ったんですが。悪性リンパ腫闘病記

風邪だと思って病院に行って出された診断結果は『悪性リンパ腫』そこから始まった血液のがん、抗がん剤治療、副作用、不安な日々との闘い。 そんな私とその家族の日々を書き綴ります。

抗がん剤治療6クール目 その①

抗がん剤治療6クール目も『粉瘤』が炎症を起こすという事でまさかの途中退院。結局、2週間後に再入院することとなった。

 

私の体にある変化が起こった。

 

いつも通りだったら、私の抗がん剤投与は、R-EPOCHと言う療法で用いる薬を1週間点滴で連続投与して、その後21日間隔をあけるという方法で行われた。しかし、今回は背中の粉瘤が炎症を起こしてしまい抗がん剤の投与が好ましくないという事で一度退院を余儀なくされた。

 

5クール目の抗がん剤投与が終わって退院まで9日間。退院して1週間。6クール目の為に入院するも粉瘤の為に退院して2週間。

 

抗がん剤治療を始めてから初めて私の体に1か月以上抗がん剤が入らなかった。

 

その為に私の体に変化が見られた。

 

それは、私のからだ中から消えていた毛がまた生えて来たということ。

 

髪の毛も、うっすらと生えてきて、髭も生えて来た。心なしか以前の毛質よりも柔らかい感じがするのだけれど、少し嬉しかった。

 

↓後頭部

f:id:orangelamp8:20170714183038p:plain

↓髭も顔の毛も生えてきました。

f:id:orangelamp8:20170714183449p:plain

顔の毛は以前よりも本数的に多そうで、このまま生えればスターウオーズのチューバッカみたいになるのではないかと心配ですが、何とか生えて来てくれたことに感謝したいと思いました。

 

私の体から毛が消えたのは抗がん剤治療が始まってから3か月後位。それから3か月は頭もスキンヘッドのまま過ごしています。たまに不意に鏡に映る自分の姿を見て、ハッっとします。それだけまだ自分の中で受け入れられていないのかもしれません。

 

でも、この時に生えてきた毛達を見て、闘っているのは自分の心だけではなくて体も闘ってくれているのだという事が分かって嬉しくもあり誇らしくもありました。

 

確かに医師や看護医師の話では、治療が終われば抜けた髪の毛も3か月から半年ほどすれば、新しく生えて来るとは言われていましたが本当のところは分かりませんでした。

 

実際にはどれ位で生えて来るのですか?と訊いても、それは個人差があると言われてしまうからです。

 

個人差

 

抗がん剤が効くかどうかも個人差。副作用が出るかどうかも個人差。副作用からの回復も個人差。

f:id:orangelamp8:20170714191933p:plain

 

何でもかんでも個人差なのです。

 

確かに人間の体は機械ではないので完全なコピーなどではないのですから、正確なデータを取る事は出来ないかもしれません。

 

でも、この個人差と言う言葉で片づけられたら夢も希望も無くしてしまうというのが、私と言う一抗がん剤治療者の気持ちです。

 

嘘でも良いのでこれぐらいで生えてきます。治ります。回復します。と力強く言って欲しいものです。立場上、そういうわけにもいかないのでしょうけど。

 

少なくとも、もしそれで駄目でも私は文句など言わないのですけどね。

 

こればっかりは致し方ない事だと思いますけど。

 

今回、粉瘤が炎症を起こしてしまったという事もあって、私の抗がん剤治療の薬の投薬強度は前回までのレベル3からレベル2に下げられることとなりました。

 

こうして、私の『悪性リンパ腫』の抗がん剤治療6クール目が開始されました。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。ありがとうございました。