(新)風邪だと思ったんですが。悪性リンパ腫闘病記

風邪だと思って病院に行って出された診断結果は『悪性リンパ腫』そこから始まった血液のがん、抗がん剤治療、副作用、不安な日々との闘い。 そんな私とその家族の日々を書き綴ります。

再発して入院一ヶ月。

平成29年10月26日。

私が酷い頭痛に見舞われ緊急搬送された日である。

 

早いもので、もう1か月になった。最近になって私の顔を見た病院の方々は大分良くなりましたねって言われます。でも、私は緊急搬送されてから約2週間の記憶がありません。

その原因が脳内に出来た腫瘍の為なのか再発をしたショックで現実を受け入れられなかったからか、、、、、。

 

おそらくその両方が原因だと思います。

 

緊急搬送されて直ぐに脳内の圧力を抜く処置をされて、1回目の抗がん剤治療を脳内に受けました。その直後に尿管結石に襲われました。この痛みはなった人にしか分からないでしょうが男性の3代激痛の一つと言われます。この結石の痛みが4、5日間続きました。痛みはひくことなく、医師、看護師に、この痛みを消してくれと大騒ぎしたことを朧気ながら覚えてます。そしてこの結石の痛みがひく頃に、理解力が戻り始め自分の身に何が起きてるかを飲み込めるようになりました。入院して4、5日位に感じていた日にちは3週間に達してました。病室も個室で立ち上がることも出来ませんでした。そこからも歩行のリハビリを受けたり、パズルの様なものをさせられたり、自分の意思はなく言われるがまま、なされるがままの日々でした。トイレもお風呂も自分では出来ず。記憶もおぼろ気、自己歩行もままならずに病室から出れませんでした。寝たきりの体で過ごして身体中の筋力はなくなってしまい、何も出来ない、したくない無気力な日々が続きました。それがある日の朝、涙が止まらなくなり帰りたいと思うようになりました。そこから逆算したらおぼろ気だった記憶も少しずつ戻ってきました。子供に会いたい。自分よりずっと年が若い看護師の前で泣き出してしまいました。それが2週間ほど前の話です。この事がきっかけで自分が何者で何処から来てどこに向かう者なのかを考えるようになりました。そんな時に消えてた記憶が一気に甦りました。頭痛に苦しんだこと、救急車で搬送された事、家族の事。自分が孤独に感じて家族にも捨てられたような感覚にもなってしまいました。自分が何をすれば良いのかもわからずに看護師に何をすれば良いのかと真剣に尋ねた事もありました。こんな状態の私を見て急に一時的ですが家に帰れることになりました。実際家に帰り妻と話すと私は普通じゃなかったらしいです。そんな精神状態でした。ほんの2週間ほど前の話です。家に帰ったことでほぼ完全に記憶も戻ってきました。そして、こうしてブログを書けています。この間多くの方に励ましていただいてありがたい限りです。こうして少しずつ回顧録と治療の経過等を書いていきたいと思います。読んでいただいてありがとうございました。