(新)風邪だと思ったんですが。悪性リンパ腫闘病記

風邪だと思って病院に行って出された診断結果は『悪性リンパ腫』そこから始まった血液のがん、抗がん剤治療、副作用、不安な日々との闘い。 そんな私とその家族の日々を書き綴ります。

何も出来なくなちゃった。

今回の内容は、少し私にとって辛い内容です。

 

今の私に何が出来るのかこれが私の心の支えでもありました。昨年の11月に悪性リンパ腫と告知されて、闘病生活が始まったころからずっとこれが支えでした。

 

私が残したいものをテーマとして書いている

www.orangelamp8.com

も私が作るものや料理、子供と一緒にやったことなどを書き綴って参りました。

 

この悪性リンパ腫闘病記の中でも1クールごとに訪れる一時帰宅は毎回楽しみにしていて、今度帰ったら何を使用かなど、一時帰宅の度に思っていました。

orangelamp8.hatenadiary.jp

 

例えば子供が好きな料理を作ったり、一緒に遊んだり、自分用の椅子を作ったりしました。入院生活は孤独で、一日でも早く一時帰宅をして子供と色んな事をしたり、色んな料理を作って一緒に食べる。

それが次の治療の最高のエネルギーとなっていました。

 

でも、今回悪性リンパ腫が脳内で再発してからというもの、ショックのせいなのか体力的なものなのかそれともうつうつとしている為なのか、なにも出来なくなってしまいました。

 

いつも前向きに物事をとらえて乗り越えていくのが自分だと思っていたのですが、夜は、睡眠導入剤に頼っても中々寝れず、虚ろに起きたとしても、全く何をする気が起きないのです。前は違いました。朝起きたら2,3記事のブログの更新をして、朝食をとって、家事をしたり、ゲームをしたりして過ごしていたような気がします。

 

でも、寛解と言われて次は社会復帰だと思い始めた頃から私の中で焦りが出始め、孤独を感じるようになって、夜も寝れなくなったような気がします。

 

そんな矢先の10月27日に激しい頭痛と吐き気を覚えて救急車で運ばれました。そこで私に下された診断結果は悪性リンパ腫の再発でした。その2か月前の8月の検査では私の体から悪性の腫瘍は消えて寛解と言う嬉しい結果でした。

 

なのに。

 

寛解と言われたのにわずか2か月での悪性リンパ腫の再発です。しかも、今回、再発場所は脳内でした。この為に体が不自由になったり、記憶障害が起こりました。10月27日の緊急搬送依頼私の治療は進み脳内の腫瘍はずいぶんと小さくなったと言われました。

その結果、12月5日に一時帰宅が許されて、数日間自宅で療養を行っています。以前でしたら、あれ食べて、あれやってと、一時帰宅中の欲は留まる事を知りませんでした。でも、今回は違います。家族と居るのにいつも疎外感、孤独感を感じ一家団欒を楽しめていない自分が居るのです。

 

ご飯を食べて、お風呂に入って家族でテレビを観ながら笑うと言ったどこの家庭でもある風景の中でも私はひとり、ぼーっとしています。

 

原因は何だろうといつも思います。おそらくその一つは、悪性リンパ腫の再発によるショック。これが一番だと思います。これが無かったら今頃は家族のために働いていた筈でしょうから、、、。

 

でも、現状では今回再発した悪性リンパ腫の治療もおそらくあと半年はかかるでしょう。

 

申し訳ないのです。

 

妻にも娘にも。

 

去年の11月に入院して家族で必死に支え合って、寛解を迎えたまでの日々を想えば、そう簡単にもう一回頑張ろうという気持ちにはなれません。

 

私はいつも、この申し訳なさでいっぱいです。

 

こんな調子で一時帰宅中なので、朝ごはんを用意してくれても別にいいや、昼ごはんも別にいいや、気晴らしに散歩でもと思っても12月のこの気候ではそう簡単には行きません。ましてや筋力も落ちふらつきもあるのです。

 

だから、家で寝ては起き、寝ては起きを繰り返して、起きたときには孤独になり、自分は何をしているんだという思いに支配されて、要らない人間じゃないのかと思って動悸が激しくなり、パニックになります。そして、処方された安定剤をのんで、落ち着きを取り戻して横になるという事を繰り返しています。

 

今の私に出来る事。

何も無いかもしれません。

子供の授業参観に参加したり簡単な料理は必死になってやったりもしますが、やるまでの気持ちが一向に起きないのです。腰が重いと言いますか何もやる気が起きません。

 

今私の心の中では、壮絶な葛藤の闘いが起きていると思います。何かやらなきゃと思う自分と何もできない自分。何もしなくて良いよと家族は言いますが、それがかえって申し訳なく感じるのです。

 

何も出来ないのは事実ですし、何かをやる気を起こす為にどうすれば良いかなんて分かりません。

 

子の再発した悪性リンパ腫が消えるまでこの葛藤は終わらないかもしれません。クリスマス、お正月、娘の誕生日とイベントごとは目白押しなのに・・・。

 

私は一人部屋に籠って虚ろな目で天井を眺めて、時には涙します。何やっているんだろう。こんな筈じゃなかったのにな。こんな自問自答を何百回したか分かりません。

 

今の私に出来ることをやる気になるまでは、自分でやらないとと思います。

 

まあ、今まで触りもしなかったパソコンでこのブログを書けたことは、ひょっとしたら大きな一歩かもしれません。障害の影響か抗がん剤の副作用かで指は持ったようには動いてくれませんでしたが何とか書くことが出来ました。

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最後まで読んでいただいてありがとうございました。感謝いたします。