(新)風邪だと思ったんですが。悪性リンパ腫闘病記

風邪だと思って病院に行って出された診断結果は『悪性リンパ腫』そこから始まった血液のがん、抗がん剤治療、副作用、不安な日々との闘い。 そんな私とその家族の日々を書き綴ります。

ここまでの闘病生活

平成28年の11月に38度を超える熱が出た。それがすべての始まりでした。

 

近所の病院に行き出された診断結果は『風邪』でした。私は、風邪薬を処方してもらいその薬を飲みながら数日普通に仕事にも行ってました。でも、一向に熱も下がらず、胸にも違和感と言うか息苦しさを感じた為に違う病院に行き胸のレントゲンを撮ってもらいました。結果は、心臓が肥大している。ここでは見れないので、総合病院に行ってください。

 

総合病院に行って胸のエコーを見てもらったら心臓の周りにある心膜と言う膜と心臓の間に水が溜まっているという事でした。すぐに大学病院へ紹介状を書いてもらって、大学病院へ向かいます。

 

大学病院へ行ってみると、即入院んでした。

 

なぜ、心膜と心臓の間に水が溜まっているんだという原因を調べるために、次の日から色んな検査を行いました。脇下のリンパ節、あごの下のリンパ節、骨髄液も抜いて、生研を行いました。検査結果が出るまでは2週間。毎日、昼夜関係なく40度を超える熱にうなされます。心臓と心膜にも水がどんどん溜まって行くために息苦しさも相当なものでした。

 

そして、心臓に溜まった水を抜くための手術を行いました。

 

1.5ℓから2ℓほど溜まっていたその実時の中に血液が混じっていたという事で、医師たちがざわめきました。数日後、私に告げられた診断結果は『悪性リンパ腫』病名は(びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫)という血液のがんでした。

 

私は、42歳でがん患者となってしまったのです。

 

悪性リンパ腫と言う病気は、年齢性別関係なく発祥する可能性があるという血液のがんです。詳しくこちらを

悪性リンパ腫 基礎知識:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

 

他のがんとは違って何処にでも出来る可能性があります。この時の私は胸の真ん中あたりに出来ていたので心臓が炎症を起こしたようです。

 

治療は主に抗がん剤を使った化学療法や放射線などを照射して悪性細胞を消滅させていく事になります。

 

悪性リンパ腫と言ってもその種類は何十種類もあって治療方法も様々です。この時の私は、1月の4日から抗がん剤治療を始めR-CHOP療法を2クールR-EPOCH療法と言う治療法を5クールの合計7クール行いました。

 

その甲斐あって、28年の11月から始まった入院治療の生活も6月に終了して自宅療養を始めます。そして、8月に行ったPETCTと言うがん細胞の有無を知らべる検査でも、がん細胞は見受けられないという嬉しい結果が出て、寛解となりました。

 

悪性リンパ腫が寛解したという事で体に残る抗がん剤の副作用を気にしながらも社会復帰への道を模索したり、こんな機会は無いと夏休みの娘と夏休みを楽しんだりしていました。

 

がんは治ったんだ。これからは、家族で一緒にご飯食べたり、お風呂入ったり、一緒に寝たりできる。そんな生活を満喫していた平成29年10月27日前日の夜中から続いた頭痛の為に救急車で再び、大学病院へと戻って来ました。

 

とにかく今まで経験したことのない頭痛でした。

 

そして、出された診断結果は『びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫。悪性リンパ腫の再発』でした。28年の11月から8か月寂しい入院生活を過ごし家族の元に戻ってたった2か月で私はまた、『悪性リンパ腫』との闘病をしなければならなくなった瞬間でした。あれから、1か月がたちますが、自分は、家族は何の為に8か月闘って来たのか、なのに、たった2か月で再発です。

 

悔しくて悔しくて悲しくて悲しくて、夜は睡眠導入剤を飲んでも中々眠る事が出来ず、昼間には働けない自分、何もできない自分に悲観し、パニック障害を起こしたり、涙が流れたりします。

 

薬に頼ってやっと眠ったとしても、朝はすぐに訪れ、私に悪性リンパ腫の再発と言う現実をまざまざと見せつけます。

 

今回の再発場所は脳内という事で、抗がん剤を使った化学療法を5~7回行い、その他に放射線治療を行うかもしれないという治療をするらしいです。

 

私と私の闘いはまだまだ続きます。悲しいですがこれが現実です。

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10月26日撮影、入院時の写真左側の白い部分が再発した悪性腫瘍です。

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↑右の写真が上の写真と同じ場所の12月4日撮影したMRIの写真です。3回の抗がん剤の治療の成果か白い腫瘍の部分は縮小したように見えます。

 

医師の説明では、治療はおおむね順調で悪性腫瘍も縮小しているという事でした。確かに嬉しい結果ですが、闘いはまだまだ続きますし、完全になくならないと治らないのがこの悪性リンパ腫と言う病気です。

 

8月に悪性腫瘍は無くなりました。寛解ですと言われたのに、たった2か月でここまで悪性腫瘍が成長してまた闘いが始まるなんて。

 

毎月の大学病院への定期健診、普段の節制はなんだったのか、悪性腫瘍は小さくなったように見えますが私の心、私の家族の負担はどんどん大きくなるのです。今日も火が明けました。嫌でも現実を見なくてはなりません。私たちの闘いは、まだ続きます。

 

毎日、ほとんど寝れません。

 

これが今の私の現実です。寂しく孤独でびくびくしながらの日々は続くのです。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

感謝いたします。